炊飯器が古くなるとどうなるか、音、臭い、味、内がま、電源など壊れる前兆や寿命のサイン、何年で買い替えるべきかをご紹介します。
長年使っている炊飯器であれ?と思うことがあると、寿命なのか買い替えた方がいいのか、気になりますよね。
ご飯がうまく炊けない:硬い、べちゃべちゃする
臭いがする
内釜のコーティングがはがれる
炊飯中に今まで聞いたことがない異音がする
電源が入らない
炊飯器が古くなるとどうなるか、トラブルの対処方法と寿命のサイン、長持ちさせるコツ、買い替えの目安について詳しくご紹介しますね。
炊飯器が古くなるとどうなる?起こりやすいトラブル5つと対策
炊飯器が古くなると起こりやすいトラブル5つと対策は
- ご飯がうまく炊けない:硬い、べちゃべちゃする→付属品の手入れをする
- 臭いがする→付属品のお手入れ、内がまを洗う
- 内釜のコーティングがはがれる→ご飯がくっつかなければセーフ、内釜を交換する
- 炊飯中に今まで聞いたことがない異音がする→故障の可能性大
- 電源が入らない→プラグを差し直しても電源が入らないなら故障、寿命の可能性大
1つずつ説明しますね。
ご飯が硬いかべちゃべちゃになる
いつもどおりのお米とお水で炊飯したのに、ご飯が普段と違って硬かったり逆に柔らかすぎてしまうのは、熱がうまく伝わっていない可能性が高いです。
内ぶたや蒸気口の掃除をしてみても解決しない場合は、電気系統の故障で寿命かもしれません。
炊飯器かご飯から臭いがする
炊飯器や炊きあがったご飯から臭いがするのは、以前に炊き込みご飯や他のメニューで炊飯器を使ったあとの内がまの臭いが残っているからかも。
もしくは内ぶたやパッキンの汚れが溜まっている可能性もあります。
内がまも内ぶたも、食器用洗剤を使ってやわらかいスポンジで丁寧に洗い、それでも臭いが取れなければ、故障かもしれません。
また、炊飯器の臭いを軽減するクリーニング方法が取扱説明書に載っている商品もありますので、確認してみるといいですよ。
どうにもならない場合は、内ぶた内がまだけを買い替えるか、炊飯器ごと交換するかになります。
内釜のコーティングがはがれる
内がまのコーティングは、長年、洗米で力をかけ続けるか別の方法で釜にキズがついた場合にはがれやすいです。
フッ素加工のコーテイングが剥がれて万が一口の中に入れてしまっても、体内からは排出されます。
■参考;タイガー公式サイト
ただし、コーティングがはがれてくると、炊飯するときに必要な熱が十分に伝わらなくなります。
結果、美味しくご飯が炊けなくなってしまいます・・・。
お米が内釜にくっついてしまうと使い続けるのは難しいので、その前に内がまもしくは炊飯器ごと交換したいです。
炊飯中に異音がする
炊飯器を6年くらい使っていて炊飯中にこれまで聞いたことがない異音がしてきたら、故障の可能性が高いです。
念のため、蒸気フィルターと内蓋、内がまの掃除をして様子見し、それでも状況が変わらないようでしたら寿命と割り切りましょう。
電源が入らない
まず、電源プラグが抜けていないか、確認します。
しっかり入っても電源が入らないようでしたら、故障の可能性大です。
さすがに寿命ですね。
炊飯器を長持ちさせるコツ
炊飯器が古くなるとどうなるかを知った上で、買い替えや修理から戻るまでの間をしのぐコツを紹介します。
- 内ぶた、蒸気口、内がまを掃除する
- 本体の内側、温度センサーを拭く
- 蒸気が出る箇所をふさがない
- 内がまに熱湯を入れない
- 内釜でお米を研がない(傷つき防止)
- 内がまを食器洗いの桶扱いにしない
- なるべく長時間の保温機能を使わない
内ぶた、蒸気口、内がまのお手入れをする
釜はともかく、内ぶたと蒸気口の手入れは毎回だと面倒かもしれません。
ですが、なるべく長期間美味しいご飯を炊飯器に炊いてもらうためには、内がまを洗うついでに一緒に内ぶたと蒸気口のパーツも水洗いしちゃうといいです。
本体の内側、センサーを拭く
炊飯器の内かまを抜いた本体の内側には温度センサーもあるため、乾いた布で拭いて汚れを落とします。
お米など詰まっているものがあったら取り除きます。
温度センサーが機能すればご飯はしっかり炊けますよ。
蒸気が出る箇所をふさがない
炊飯中に炊飯器本体の上に食器拭きなどをかけていると、熱がこもってしまいます。
炊飯の前に外すのをお忘れなくです。
内がまに熱湯を入れない
炊飯後の内がまにご飯がくっついているのを取り除くためかもですが、内釜には熱いお湯を入れない方がいいです。
痛みやすくなってしまいます。
内がまでお米を研がない
これ、私も気にせずやってたのですが、お米は内がまではなくボウルなどで研ぎましょう。
内がまのキズ防止のためです。
今どきの内がまは洗米OKのものが多いですが、炊飯器をより長持ちさせるコツとしては覚えておくといいです。
内がまを食器洗いの桶扱いにしない
これも内がまのキズ防止です。
食器洗いのつけ置き用としてシンク内で内がまに水を張って、その中に洗う食器を入れるのも避けたほうがいいです。
長時間の保温機能はなるべく使わない
長時間の保温機能は便利ですが、なるべく使わないほうがいいです。
炊飯器の寿命が短くなってしまいます。
保温機能は電力もそれなりに消費するので、これまでの半分の量を食べたい時に2回炊くようにするのもアリです。
\進化してる最新の炊飯器はこんな感じ!/
炊飯器を買い替える目安は?
炊飯器を買い替える目安は、3〜6年程度です。
目安のひとつは、国で定められている「製造メーカーが販売した商品の予備部品を保有する期間」が炊飯器は6年だから。
ただし、炊飯器自体の寿命を表すのではなく、メーカーが期間をすぎると部品を持たないから修理できないよ、といは話です。
ご飯を炊いて長時間保温をせず、使うたびに内がまや内蓋を洗っていれば、6年以上使えることも多いです。
なので、6年くらいをメドに、炊飯器が古くなると起こるトラブル5つのどれかが現れたら買い替えを検討する、と考えておけばよいですね。
とはいえ、
- どの炊飯器がよいかわからない
- 6年よりも短期間で寿命を迎えてしまった
という場合は、炊飯器のレンタルも選択肢の1つとしてはアリかもしれません。
炊飯器が古くなるとどうなるか、壊れる前兆や寿命のサイン、何年で買い替えるべきかのまとめ
炊飯器が古くなるとどうなるか、音、臭い、味、内がま、電源などについてと、買い替えの目安についてご紹介しました。
炊飯器が古くなると起こりやすいトラブルと対策は
- ご飯がうまく炊けない:硬い、べちゃべちゃする→付属品の手入れをする
- 臭いがする→付属品のお手入れ、内がまを洗う
- 内釜のコーティングがはがれる→ご飯がくっつかなければセーフ、内釜を交換する
- 炊飯中に今まで聞いたことがない異音がする→故障の可能性大
- 電源が入らない→プラグを差し直しても電源が入らないなら故障、寿命の可能性大
でした。
また、炊飯器メーカーが修理部品を保持しているのが法律上は6年なので、不具合が発生したタイミングと買い替えは6年がひとつの目安になります。
ふっくらもちもちご飯がある生活が早く復活するといいですね!